1999年9月に成長を与えてくれた女性

 今年の紅白歌合戦の総合司会に
黒崎めぐみアナウンサーが決まりました。
 
 1999年9月。僕は19歳。
NHK夕方6時のニュースで「近江発見隊がゆく」
というコーナーを3人組で担当させてもらいました。


 探検隊のような服装で、滋賀県の秘密を
取材したVTRをオンエアする という本格的なものでした。
スタジオにも出演したので 司会者とのやり取りにも参加し、
10分間ほどの大きなコーナーでした。


 夕方のニュース番組(2府4県放送)で素人の
大学生にワンコーナーを任せるのは初の試みだったそうです。
10代の僕には十分すぎる貴重な経験でしたが、
全く緊張せず、「テレビで遊ぶな」と注意を受けてしまいました。
持ち前の度胸が更に磨かれましたね。


 その時に番組の司会をされていたのが、
黒崎めぐみアナウンサーでした。柔らくて優しいでした。
仕事の打ち合わせになると、きっぱり、明確に意見を
され、そのギャップは圧倒的にかっこいい女性に映りました。


 今回の司会抜擢について、
「長くやっているとごほうびをもらえるんですねぇ」
というコメントが、失礼ながら可愛らしいです。


 当時、19歳だった僕も、もうすぐ27歳。
番組出演を提案してくれた記者さんは、現在は
大津市議会議員をされています。


 前後して、別の番組でご一緒させて頂いた
大谷昭宏さんは、朝のワイドショーでご活躍されています。



 自分は思う方向に成長しているのか。
嬉しいニュースは自分への問いかけのようでもあります。
今年の紅白は見ることに決めましたが。