小雪ちらつく大村湾

 寒かったですね。
どこへ行っても、お気遣いの言葉を頂戴しました。
国道34号線での辻立ち、大村駅前の夕立ち、さすがに
震える寒さでした。


 朝刊の中で気になる記事がありました。
武雄市が次年度から「営業部」という分掌を作るそうです。
要は市の特産品や観光名所、知名度向上のために、対外的な活動を
行う分掌です。役所のセクションに「営業」という攻撃的な名称を
入れたことに評価します。


 僕は第1弾の冊子の中でも、当ホームページにも
「大村ブランド推進の新セクション設立」を掲げてきました。
お隣の街に先を越されたな、という印象です。


 僕はベネッセコーポレーション在職時代に関西圏の高校を
見てきました。中でも、メディアによく取り上げられる京都市堀川高校
方向性に驚きました。それは積極的な姿勢、つまり学校が(教師が)営業を
するということでした。保護者、生徒、地域、塾に対して、学校のPRを
先生自らが行うのです。(専門の分掌を設立した上で)


 成功する突破口は公立高校も行政も同じだと思います。
自ら売りに行くことです。待つ身じゃ生き残れません。


 大村には売れる素材は沢山あります。
①誰か、②どこへ、③どのように売り込みに行くのか、
この組み合わせが重要なのです。①、②、③を総合的に
まとめる(演出する)ことがブランドに繋がると考えています。