二人の師匠

 僕は扁桃腺が弱いです。
疲労が蓄積されると真紅に腫れあがり激痛⇒高熱に襲われます。
体温は平熱のままですが、妙に腫れあがっています。


 今日から新年度がスタート。
この伸びやかな優しい空気と風に舞う桜の花びらは新入社員時代を
思い出す。

 
 僕は先輩(現在10年目、9年目)二人の影響を大きく受けた。


 A先輩は「(村崎の)言動・行動がお客さんにとって、どのような意味を持つのか
常に明確にしながら行動しなさい」と顧客視点で仕事をすることを徹底的に
教えていただいた。仕事の難しいところは自分の視点からスタートしてしまう
ところですが、A先輩は常にお客さんの声を真摯に受け止めるので信頼の厚い
営業マンでした。


 F先輩は僕の指導員でもありました。
「不可能を可能にする。これが営業(仕事)やで」
「あり得ない(と思われている)ことをやるために仕事しなきゃ面白くない」
「そういう結果を出すには今までにない新しいやり方をやらないきゃいけない」


 メンバーの想像を超える企画と結果を次々に繰り出す先輩でした。
発言に見られるよう、思考の固定化がありません。常に回転され、柔軟。
私の目標です。



 街を歩けば応援の声も頂きますが、シビアな声も頂きます。
今までの大村市にないことを始めようとしているのですから、致し方ないと
甘受します。市民の皆さんもお気づきのように、大村は内海で温暖。どう考えても
保守的な風土になります。僕はそれを真っ向から否定するつもりはありません。


 それも大村の文化であり、伝統だから。


 ただ、いつまでも同じ状態を続けていたらいけない。
もう、薄々感じておられると思います。 誰かがこの閉塞した状況を
打開せんといかんわけです。それを望んでいる期待感もあることも感じています。


 
 「不可能を可能にする」


 いい言葉だと私は思います。
9万人が住む、美しい大村を簡単に諦めてなるものか。



 年度初めに師匠二人を思い出し、新たな出発を切ろうと思います。


 本日最後にお会いした30代前半の男性の言葉に涙ぐみました。


「若いから、紹介だから、応援するんじゃないから。」
「君が媚びずに、自分の意見を堂々と主張できると確信したから応援するんだよ。」




 師匠二人が読んでおられるかわからないけど、
私は愛する故郷で、必死に戦っています…。